久々のイベント参加です

金曜日, 7月 17th, 2015

今週末、7月18日(土)・19日(日)・20日(月祝)に開催されるオカモトマルシェに参加します。

今回は、NPO法人三重すまい・くらし相談室での参加です。

建材等のネットショップをスタートさせる為、デモとして、無垢の室内ドアも持って行きます。
レトロ雑貨、アンティーク家具用のワックスなど、暮らしを愉しむお品物を揃えて。

皆様にお会いできます事、楽しみに。お待ちしております。

我が家のリフォーム経験を活かして

火曜日, 3月 31st, 2015

我が家のリフォームは、本当に「わがまま」をきいて頂いたなって思っています。

 

工務店さんや大工さんと家を建てる場合、たいてい、その工務店さんの良く扱うメーカーとか部材とかがあるわけです。
良く扱うので設置もしやすいとか、ほかの部材との相性も良いとか、個人的な趣向やお勧めだったり。
良く扱う商品は、安く提供できる場合もあるので、施主のためにそれを勧めてくれる場合もあるわけです。

 

s_02s比べて普段取扱いのないメーカーだと、新たにカタログを取り寄せたり、価格交渉だったり、契約を交わしたり、色々と手間もかかる訳です。
それを全部はねのけて、自分で用意するって言うのですから。
こんな「わがまま」はありませんね。
(ハウスメーカさんの場合はもっと、選べるメーカーや部材も決まっていて、それを変更しようものなら、全てオプション価格になっちゃうと思います。)

 

新築でこれだけの「わがまま」を言ったら、かなりのオプション価格と、それぞれの業者さんにお手間を掛けなければ、成しえなかった。
中古住宅を購入してリフォームという選択は、私にとってピッタリの選択だったのだと、今更ながらに思います。
そう思いながら振り返ると、施工に携わって頂いた各業者の皆様に、本当に感謝の思いです。

  • 090903g玄関のドアは、アンティークショップの担当者さんと施工業者さんとで、図面のやり取りをして頂きながら、進めることが出来ました。
  • 経費削減のために、窓枠の塗装を自分でやりました。
    大工さんと話し合い、次の工程の邪魔にならないように、短い期間で仕上げなければならなかった。
    最後は夜中までかかってやりました。
  • 室内ドアは、建具屋さんと大工さんの間で右往左往。
    実際のドアを工事直前までに現場に持ち込み、大工さんにドアのサイズを確認して頂きながら、ドア枠を作ってもらいました。
  • fas壁に埋め込んだアンティークのステンドグラスは、現場監督さん・大工さんと、現物でサイズを確認しながら枠を作ってもらいました。
    取り外しが出来るようにと話し合い、工夫をしていただきました。
  • 電気のスイッチも、サンプルを取り寄せ、業者さんと何度もやり取り。
    工事前には家中の全てのスイッチを自分で発注し、工事に備えました。
    現場監督さんとも打ち合わせ、電気工事の業者さんにも、設置の位置や順番などを現場で決めながら作業をしていただきました。
  • そうそう、照明器具も、変わったものをつけたから…
    シーリングも全部自分で買ってきて、取り付け位置を大工さんと確認しながら、決めていきました。
    電気工事の業者さんにも、「今時こんなの、自宅ではあんまり使わないよ。」って、困った顔をされつつ、取り付けて頂きました。

カタログにない、つまり、施工業者さんで普段取り扱っていない部材については、全て自分でネットで調べました。
自ら価格交渉をして、自分で発注し、置き場を確保、工期に合わせて現場に運び込む作業を、全て自分でこなしました。

 

こんな面倒な事、普通はやらない。
でも、カタログの中だけでは決められなかった私の「わがまま」を、存分に聞いて頂いて。
現場に何度も足を運び、現場監督さんや大工さん、それぞれの業者さんや職人さんとのコミュニケーションも必要です。
自分でも必死で動いて、我が家は完成しました。

100122同じように、「わがまま」におうちを建てたい方に、自分の経験をお伝えしたい。
「わがまま」なおうちを建てるのは、とっても大変。
だけどその分、愛着も湧きます。
完成したときの充実感・満足感もひとしお。

 

お陰様で、建具屋さんや業者さんとの繋がりもできました。
アンティークのドアや家具、照明器具、スイッチプレートや金具など、変わった部材を取り扱うショップや業者さんとの繋がりも出来ました。
そのくらい綿密に、何度も。下調べや打ち合わせ・やり取りを繰り返したのです。
この経験やネットワークを活かして、皆さんの自分らしい家づくりのお手伝いが出来ればと、「NPO法人三重すまい・くらし相談室」での活動を続けています。
住宅建築コーディネーター」の資格も取得しました。

 

02090002「わがまま」なおうちを建てたいけど、躊躇している方、なかなか言い出せないでいる方、
どこに依頼したらよいか困っている方、どこで部材を入手したらよいか分からないで困っている方にも、お手伝いが出来ればと思っています。

 

イベントに向けて猛ダッシュ!

水曜日, 5月 21st, 2014

NPO法人 三重すまい・くらし相談室で活動をしています。

10月10日(金)の 「みえスマ公開講座2014 やましたひでこさん講演会」 に向けて、
チケットの印刷、チラシの印刷、専用サイトの準備など、
慌ただしく準備を進めています。

event20141010

本日は、チケットの印刷とナンバリング、チラシの印刷作業をしました。
6月1日のチケット販売に向けて、猛ダッシュ。

既にチケット販売開始のお知らせをご希望頂いているお客様もみえます。
嬉しく思います。

皆様、もうすぐお届けできます、もう暫く、お待ちくださいませ。

1年も?その間何やってたか。

木曜日, 4月 3rd, 2014

ずいぶん長い間、放置状態でした… 日付を見て自分でも驚き。
約1年…

その間、 ・「NPO法人三重すまい・くらし相談室」は法人化してから1年を迎えました。

・みえスマワークショップや座談会であれこれ。

・プライベートでも、DIYを少し。

・そして、こちらもプライベートですが、ねこを飼いはじめました。

なんて、いろいろありました。

新年度もスタートですね。
止まっていたブログ、思い出したようにアップしました。
また少しづつ、書き始めたいと思います。

「メジャーを持ち歩く」のススメ

月曜日, 4月 29th, 2013

みえスマに、お客様。
間取り相談にお越しいただいたそうです。
そこでのお話。

図面だけでは把握しづらい各部の寸法。
キッチンでは、
・今使っているキッチンに対して、どれ位広いものが必要か。
・広すぎて動き難いようなら、どこまでコンパクトに出来るか。
・冷蔵庫はこのスペースに入るかしら?
・食器棚の奥行きは?
・レンジを置くスペースはあるかしら?

脱衣所でも、
・洗面台の広さは?
・洗濯機を置くスペースは?
・水道蛇口の高さは洗濯機に合っている?
・このスペースに入る収納棚は?

などなど…

他にも、ドアや窓の高さ・幅、壁の大きさ、押入れ・クローゼットの幅や奥行き。
お家づくりだけではなく、例えばソファやベッド、家具や電化製品。
意外と寸法って大切です。

大きすぎて収まらないのも、小さすぎて不便でも困る。
そんな時は、実際の寸法を測ってみる。
いろんなところで、いろんなものを測ってみる。
「あぁ、これはこのくらいのサイズなんだ。」
「これは、うちのより大きいね。」
「このサイズの方が使い勝手が良いかしら。」
自分のおうちで、住宅展示場で、見学会で、お店で、お友達のおうちでも。
そうすることで、「自分サイズ」が解ります。

何度も何度も図っていると、「我が家サイズ」が頭の隅に残ります。
図面の細かい数字も、うちのリビングと和室を合わせた位の広さとか、
この窓よりちょっと狭い位とか、この台より一回り小さいとか。
把握がし易くなります。

日々のお買い物でも、 キッチンマットや玄関マットの大きさだったり。
ショップで見つけたカワイイbag、あのノートは入るかしら。
この箱に、あの道具は入るかしら?

「メジャーを持ち歩く」のススメ私は、いつもメジャーを持ち歩くようにしています。
知り合いの方の手づくり。 革巻きのお裁縫用のメジャーです。
お裁縫用なので、鋏のモチーフ。
サイズも可愛くて(4.5×4.5×1.5cm)、bagの内ポケットに忍ばせています。

これくらいなら邪魔にならないよね。
いつでもサッと取り出して、測ってみる。

「メジャーを持ち歩く」をおススメします。

「雑貨大好き主婦のリフォーム日記」第23回掲載

金曜日, 3月 15th, 2013

みえスマにて、「雑貨大好き主婦のリフォーム日記」第23回を掲載しました。

「我が家の象徴」となるアンティークの玄関ドアを付けました。
特注やアンティークのドアをつける時の注意点をまとめています。

三重県住まいづくり応援WEBマガジン みえスマ

雑貨大好き主婦のリフォーム日記 【リフォーム日記】アンティークの玄関ドア

「雑貨大好き主婦のリフォーム日記」第22回掲載

木曜日, 1月 31st, 2013

みえスマにて、「雑貨大好き主婦のリフォーム日記」第22回を掲載して頂きました。

間取り、配管、玄関ドア、サッシなど、少しずつ決まっていきます。
そして内装工事に入ったら、一気に進みます。

三重県住まいづくり応援WEBマガジン みえスマ

雑貨大好き主婦のリフォーム日記 【リフォーム日記】始まったら一気に進みます!

みえスマ「すまいの図書館」オープン!

月曜日, 10月 22nd, 2012

20日(土)、みえスマ「すまいの図書館」がオープンしました。

 珪藻土塗りワークショップでは、ご参加いただいた皆さんと一緒に珪藻土塗りの初体験。
とっても楽しかった~。
皆さん、初めての体験に最初は緊張気味。
でも、1・2回まっさらの壁に珪藻土を塗ってしまうと、後は楽しくなってきた様子。
どんどん塗り進み、当初、
「半日で出来上がるかしら」
「最後までやりきれるかな、途中で疲れちゃうかも。」
なんて心配してたけど、思っていたよりも早く下塗りを終えました。

仕上げは川北さんのお父さんにご指導いただき、
市松、扇、手形など、 それぞれに模様を描いていただきました。

皆さん個性もいろいろ、模様もいろいろ。 なかなか面白い壁に仕上がりました。
ぜひ、ご覧に「すまいの図書館」へお越しください。 珪藻土塗り体験

材料・道具のお手配や塗り方をご指導いただいたのは、
みえスマ代表川北さんのお父様、(有)桜小川建築の小川さん
本当にお世話になり、ありがとうございました。<(_ _)>

材料を練るのは、なかなか大変。
だけど実際に壁に塗る作業は、思っていたより簡単でした。
思うままに鏝を走らせ、塗り広げていく感じ。
仕上げはご指導いただいた事もあり、それぞれに楽しんで出来ました。
専門の職人さんのように綺麗に出来なくても、それは手づくりの味。
とっても良い雰囲気に出来上がりました。
「これなら我が家でもできそうかな。」というのが、正直な感想です。

ワークショップ終了後、夕方は、みえスマオブザーバー会員の皆さん、
NPO法人化にあたり正会員入会を表明して下さった皆さん、
みえスマの4人のスタッフとで、オープニングプチパーティ!

オープニングプチパーティ

みんな「家づくり」に「誇り」と「志」を持ってて、「家づくり」が大好きな仲間です。

皆さんに応援いただき、お手伝いただき、お力を頂き、すまいの図書館もオープンする事が出来ました。
本当に感謝の思いでいっぱいです。
そしてこれからも、共に、どうぞよろしくお願いします。

ワークショップにご参加いただいた皆さん、お祝いに駆けつけて下さった皆さんの笑顔に、
たくさんの「チカラ」をいただきました。

ありがとうございました。

みえスマ「すまいの図書館」がOPENします

金曜日, 10月 12th, 2012

「自分らしいすまいづくり」のお手伝いができればと、進めてきたみえスマでの活動。
新たなスタート地点に立つ準備が進んでいます。

その第1歩。 「すまいの図書館」が2012年10月20日(土)に OPENします。 すまいの図書館OPEN

すまいのコトいつでも気軽に相談できたり
すまいのコト調べたり すまいのコト考えている人と出会ったり
そんな場所が「すまいの図書館」です。

「すまい」や「暮らし」に関する 資料と本を揃えます。
「すまい」や「暮らし」に関するイベントやセミナーを開催します。
「すまい」に関するご相談も承ります。(無料相談・有料相談)

「自分らしいすまいづくり」を 実現したい方と、 「自分らしいすまいづくり」を応援したい仲間が、
気軽に立ち寄り語れる場所。
そして何より、これからお施主様になるであろう方に、 「すまい」について 学んで欲しい、知って欲しい。

みえスマスタッフの 10年間の想いを、この場所で解き放ちます。

※詳細は後ほど、すまいの図書館ホームページにてお知らせいたします。

「みえスマ」への思い

金曜日, 9月 7th, 2012

みえスマ」でのコラムも20回を迎えました。

そこで、私が「みえスマ」にかける思いも、伝えておきたいと思います。

約4年前。中古住宅をリフォームし、「自分らしい住まい」を手に入れることが出来ました。
本当に自分の身の丈に合った、「自分らしい住まい」を手に入れることができた。
しかし、その時の苦労と言ったら、そして、その楽しかった思い出と言ったら、一生忘れることは出来ません!

当時、世間がリフォームやリノベーションに関心を向け始めた、そんな頃。
今ほど、住宅リフォームやリノベーションを当たり前に勧める風潮はなかったと記憶します。
参考に出来るサイトも、情報源も限られた中で、自分の手でそのヒントを見つけ、
部材を探し買い付けをして回る日々。
頭の中は、サイズ・数量・金額と、数字がグルグル回って、おうちの事でいっぱいでした。

人よりちょっとこだわったおうちを建てたい、その思いだけで一生懸命でした。
でも、その時間があったからこそ、今の住まいを手に入れることが出来た。
その時の苦難を少しでも軽くして、「自分らしい住まい」を手に入れることができた経験と一緒に、
次に住まいを手に入れたいと思っている方へ、手渡したい。
そう思って「みえスマ」の活動に参加させて頂きました。

そして、その「みえスマ」は、ひとつ大きな1歩を踏み出そうとしています。
NPO法人化に向けて、準備中です。
「自分らしい住まい」を求めている方に、私の思いを手渡すことができる場所だと考えています。

今までも、そして、これからもっと。
・いくつもの住宅展示場を見てまわり、その中から理想に近い住まいを選ぶ。
・暖かいお日様の光を受ける窓も、大切なお客様を迎える玄関扉も、カタログの中。
・毎日触れる電気のスイッチも、家族が挨拶を交わす室内扉の取っ手も、標準仕様。

そうじゃない、

・ひとつひとつ手に触れて選ぶ。
・カタログには載ってない、自分で見つけたこだわりの素材。
・どこかで見たことがあるじゃなくて、ここにしかない形。

こんな「住まいのかたち」もあるということを、みんなに知って欲しい。

そんな思いで、「みえスマ」の活動に今よりもっと、力を注いでいきたいと思っています。