「みえスマ」への思い

2012年09月07日


みえスマ」でのコラムも20回を迎えました。

そこで、私が「みえスマ」にかける思いも、伝えておきたいと思います。

約4年前。中古住宅をリフォームし、「自分らしい住まい」を手に入れることが出来ました。
本当に自分の身の丈に合った、「自分らしい住まい」を手に入れることができた。
しかし、その時の苦労と言ったら、そして、その楽しかった思い出と言ったら、一生忘れることは出来ません!

当時、世間がリフォームやリノベーションに関心を向け始めた、そんな頃。
今ほど、住宅リフォームやリノベーションを当たり前に勧める風潮はなかったと記憶します。
参考に出来るサイトも、情報源も限られた中で、自分の手でそのヒントを見つけ、
部材を探し買い付けをして回る日々。
頭の中は、サイズ・数量・金額と、数字がグルグル回って、おうちの事でいっぱいでした。

人よりちょっとこだわったおうちを建てたい、その思いだけで一生懸命でした。
でも、その時間があったからこそ、今の住まいを手に入れることが出来た。
その時の苦難を少しでも軽くして、「自分らしい住まい」を手に入れることができた経験と一緒に、
次に住まいを手に入れたいと思っている方へ、手渡したい。
そう思って「みえスマ」の活動に参加させて頂きました。

そして、その「みえスマ」は、ひとつ大きな1歩を踏み出そうとしています。
NPO法人化に向けて、準備中です。
「自分らしい住まい」を求めている方に、私の思いを手渡すことができる場所だと考えています。

今までも、そして、これからもっと。
・いくつもの住宅展示場を見てまわり、その中から理想に近い住まいを選ぶ。
・暖かいお日様の光を受ける窓も、大切なお客様を迎える玄関扉も、カタログの中。
・毎日触れる電気のスイッチも、家族が挨拶を交わす室内扉の取っ手も、標準仕様。

そうじゃない、

・ひとつひとつ手に触れて選ぶ。
・カタログには載ってない、自分で見つけたこだわりの素材。
・どこかで見たことがあるじゃなくて、ここにしかない形。

こんな「住まいのかたち」もあるということを、みんなに知って欲しい。

そんな思いで、「みえスマ」の活動に今よりもっと、力を注いでいきたいと思っています。


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